通勤路の飲み物自販機について

通勤路の飲み物自販機について書きます。

通勤路の飲み物自販機って、意外と付き合うのが難しい相手です。

なんとなく麦茶を買って、20歩くらい歩いた先に、さっき買ったのより20円安い麦茶(もちろん別メーカー)が売ってる自販機があったりする。普段歩かない道だとそういうこともあるか、とちょっとがっくりしつつ諦められますが、馴染みの自販機たちにはもっと厳しい目線で接してしまいます。使える自販機と、使えない自販機で、分けてしまう。新しいがちな自販機とか、外しすぎの自販機とか、いろいろあります。

また、安いからってまずいわけじゃないところや、有名メーカー品が必ずしも高いわけではないところが、このゲームを難しくします。

日を変えていろいろ試して、なるべくお得に好みのものを買おうと迷い続けて、最終的に大手ではない会社が作っている謎のお茶がお気に入りになり、ことによったら年単位で毎日飲むことになったりします。しますよね。

けれど、そういう製品はいつか、いつの間にかなくなる。そういうときは悲しい。

この一連のできごとは、自分にとっては積み重なって大きいけれど、世界的には小さめのできごと。

こういうこと(比喩ではなく、この、自販機の気まぐれさに翻弄されること)が、日本中で、毎日誰か、たくさんの誰かたちに起きているのかな。と、昨日暑い道で考えました。

少し私を取り巻く世界が身近になりました。